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- 日輪の遺産
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 1997年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062635516
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- sige
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女学生、哀れ
現在の南多摩、米軍レクレーションセンター(旧弾薬庫)にまつわる話。
帝国陸軍が終戦直前に隠したという財宝を、ある老人が残した手帳を元に明かされる。この財宝を隠すために作業した、ひとクラスの女学生たちの哀れな物語だ。戦争中にはこのような悲劇が当たり前のように起こっていたのだ。
この話の中には、半藤一利の『日本の一番長い日』に関わる人物たちの最後も出てくる。この作品もいつか読みたいが、重たそう。
過去と現在が交差して話は進むが、手帳を残した老人が、作中の人物と重なったときは頷けた。また、宝は本当にあるのかないのか、はっきりはさせていない。マッカーサーがちゃんと封印したことになっているが今そこに行くとありそうな気もする。現在、この弾薬庫は米軍によって管理され、自然公園として年に一度くらい入所できるようだ。
[BOOKデータベースより]
帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価二百兆円の財宝。老人が遺した手帳に隠された驚くべき事実が、五十年たった今、明らかにされようとしている。
[日販商品データベースより]帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝。老人が遺(のこ)した手帳に隠された驚くべき真実が、50年たった今、明らかにされようとしている。財宝に関わり生きて死んでいった人々の姿に涙する感動の力作。ベストセラー『蒼穹の昴』の原点、幻の近代史ミステリー待望の文庫化。