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- 海の武士団
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水軍と海賊のあいだ
講談社選書メチエ 559
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2013年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062585620
[BOOKデータベースより]
中世日本、地場の海を「ナワバリ」として、航行する船から通行料を徴収し、「海賊」として略奪した人々がいた。「水軍」とも「海賊」ともつかぬ“海の勢力”。漁業だけではない海の富とはなにか?「流通」の民に注目することで、網野史学を深化させる。
第1章 港と武力と徳政(暴力の港;政治権力と関;そして徳政)
第2章 ナワバリを越えて(北条氏権力の置き土産;“海の勢力”と手を結ぶ室町幕府;癒着の温床;室町幕府と“海の勢力”の編成)
第3章 冬の時代へ(戦国大名と他国者;廻船衆の台頭;織田信長と“海の勢力”;秀吉海賊停止令の読み方)
中世日本、地場の海を「ナワバリ」として、航行する船から通行料を徴収し、「海賊」として略奪した人々がいた。「水軍」とも「海賊」ともつかぬ“海の勢力”。「流通」の民に注目することで、網野史学を深化させる。
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中世の海はいかなる富をもたらしたのか?近世には消えた海をなわばりとした武士団の存在の興亡から、新しい中世史を描き出す意欲作 「一所懸命」の語が象徴する、土地の支配を基盤とする武士とは異なった形態の武士団が中世にはあった。地場の海を「なわばり」とし、航行する船から通行料を徴収し、あるいは「海賊」として略奪する、「水軍」とも「海賊」ともつかぬような「勢力」。「海」側の視点から中世の始まりとともに出現した特異な「武士団」の興亡を描く、これまでにないユニークな日本中世史。