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[BOOKデータベースより]
春画のささやき、妖怪のつぶやき…ワクワクドキドキしながら学ぶくずし字。北斎、広重から国宝の絵巻まで、読めたらもっと面白くなる!
1 遊び心を読み解こう(国芳 みかけはこわいがとんだいい人だ;国芳 人をばかにした人だ ほか)
2 春画のささやきを聞く(豆判 百千鳥;豆判 ぬくめ鳥 ほか)
3 元祖アニメ 絵巻が面白い(病草紙 肥満の女;病草紙 痔瘻の男 ほか)
4 江戸の暮らしが見えてくる(名勝図会 伏見稲荷の初午詣で;名勝図会 四条河原の夕涼み ほか)
5 飾りの文字も読みたい(琳派最強のコラボ 鶴図下絵和歌巻;歌文字を着る 文字模様小袖 ほか)
浮世絵、絵巻、名所図会、妖怪本などなど、見るだけでも十分に楽しめるが、添えた一文が読めたらグンと面白くなること請け合い! 大衆に向けた作の文字ならきっと読み易いはず。なかでも「遊び心のあるもの」や「絵が読みを助けてくれるもの」ならなおさら。
江戸時代の子供がテキストに使った「世帯道具尽し」、弥次喜多のパロデイ、オノマトペ満載の北斎の「蛸と海女」……。広く親しまれてきた作を取り上げ、著者独特の骨書きをたどって学ぶ。何度も眺めては繰り返す、展開の面白さに惹かれて読み進むうちにくずし字が身につきます。
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人気の国芳や北斎の春画、妖怪本をテキストに学ぶくずし字。『病草紙』から江戸の笑いまで、図版横の骨書きをなぞれば読めるように!