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[BOOKデータベースより]
すべての小学6年生に三度告ぐ!中学校はなんだかんだで、おもしろい!!!!!学区外の小学校から、友達ゼロの中学に入学したテツオも、夏休み、二学期を迎えます。中学生になる前、なってからの不安が消える体験型物語、いよいよ最終巻です!!
[日販商品データベースより]第57回日本児童文学者協会賞を受賞! すべての小学6年生に告ぐ! 中学校は、なんだかんだで面白い!! 同じ小学校からの進学組が0人の状況で始まったテツオの中学校生活も、あっという間に二学期。広報委員として「観察して、取材する」生活を送っていたテツオだが、広報委員会が文化祭に出店することになって、観察どころか、自分がどんどん忙しくなってしまい……。ちょっと頼りなくたって、「中学生」はできるもんやで!
第57回日本児童文学者協会賞を受賞!
すべての小学6年生に告ぐ! 中学校は、なんだかんだで面白い!!
土矢小学校に通っていたのに、小学校卒業があと間近というタイミングで、親が、いま住んでいるアパートから、ほんのちょっと離れたところに念願のマイホームを建てたものだから、親友の小谷や菱田といっしょに土矢中学校に進学できず、瀬谷中学校に通うことになってしまった成田鉄男=ナリタテツオ。
超アウェイの状況でスタートした中学校生活も、あっという間に夏休みが終わって二学期に。クラスの広報委員であるテツオは、「観察して、取材する」中学生活を送るのが信条。部活や勉強に力を入れ始めた級友たちを、まぶしい思いで観察していたのだが、文化祭シーズンに入り、広報委員会も出店をだすことになって、「観察」どころか、大忙しの日々が始まる。
いっしょに制服の採寸をした杏里も、夏休みの後、どことなーく大人っぽくなってて、「なんだろ? この気持ち」なテツオの学校生活は、それでも変わらず続くのであった――。
ちょっと頼りなくたって、「中学生」なんて、だれでもできるもんやで!
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「なりたて中学生」シリーズは、どうして「1・2.・3」や「上・中・下」でななくて、「初級編」「中級編」「上級編」なのかなぁ?と思っていましたが、「上級編」を読んで、「さすが上級編だなぁ、むつかしいなぁ」と思いました(^^ゞ
テツオのこだわり、考え方、なんだかすごいです。こういうことを言語化できないまま、もやもやしたり、うまくいかなくなって不登校になる生徒はいるように思います。作者が悩める中学生の心の声を言語化して、代弁しているのかな?と思いました。
当たり前のようにひとつの集団に属すことになり、その集団の考え方の下で、当たり前のように行動することに疑問を投げかける姿勢は大事なんだろうなと思いました。話が飛躍する気もしますが、「思考しつづけることの大切さ」を説いたハンナ・アーレントを思い出しました。
不気味さを感じるけれど、学校は通う価値があると考えているテツオ。「良かったなぁ」と感じるのは、私が凡庸だからかな?何かあれば相談にのってくれそうなテツオの両親の存在が、頼もしく感じられたのも良かったです。 (なみ@えほんさん 50代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】