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[BOOKデータベースより]
17歳の夏、初めて旅したイギリスとフランス、フィールドワークで訪れた沖縄やオーストラリア。そして海外旅行で訪れた国々…物語が芽吹く土壌となった旅のエッセイ。国際アンデルセン賞受賞記念出版!
駆けるシスター
時ありき
ミルクをひと垂らし
リンゴの香り
雛の安らぎ
パフよ、ふり向いて
七月に凍える
尻尾の行方
月の光に照らされて
場違いな人
手足の先に、」あったもの
ミスター・ショザキ
あのスカートの下には
根性もん
名付けてはいけません
触って、嗅いで、驚いて
登るか、もぐるか
故郷の味の遠近法
暑さ、寒さも
フロンティアの先
世界の半分
高校生の頃から、これまでに訪れた様々な国々での出来事をつづりながら、「あの頃の私」が「いまの私」になっていくまでを書いてみようと思います。(メッセージより)*小説現代2013年1月号(2012年12月22日発売)から約2年間連載されたエッセイを書籍化! 受賞記念特別寄稿2編をあわせた、22編を収録。
高校生の頃から、これまでに訪れた様々な国々での出来事をつづりながら、
「あの頃の私」が「いまの私」になっていくまでを書いてみようと思います。(メッセージより)
*
小説現代2013年1月号(2012年12月22日発売)から約2年間連載されたエッセイを書籍化! 受賞記念特別寄稿2編をあわせた、22編を収録。
「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。作家賞の受賞は1994年のまど・みちおさん以来の快挙です!
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上橋菜穂子さんのエッセイ集です。
とっても面白くって、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
私は数年前から上橋作品のファンですが、
エッセイで読む『等身大の上橋菜穂子さん』は、
とてもとてもひと言では表現できない程、ほんとうに素敵な方でした!
思わず「私にもこんな友だちがいたらいいな♪」と顔がほころんでしまうような
親しみやすいお人柄が滲み出たエピソードの数々。
しかしやはり、上橋さんの意志の強さや感性の素晴らしさに、
憧れと尊敬の気持ちを抑えることは出来ません。
『この方だからこそ、獣の奏者や精霊の守り人のような素晴らしい物語を紡げるんだ・・・』と思い知りました。
上橋さんが外国を訪れた時のこともたくさん出てきますが
そういったどのエピソードからも、
上橋さんがいつも異国の風景や建物だけでなく、その国で出会った「人」にしっかりと目と心を向けている様子が伝わってきます。
この本の最後の二つの章、「フロンティアの光」と「世界の半分」が
とくに心に残っています。上橋さんの紡ぐ物語に流れる世界観、その原点を垣間見た気がしました。
どんな「経験」も、全てはその人の「生きる原動力」に繋がるはず。
人生に、無駄な経験なんて、一つもない!
そう思わせてくれる1冊でもありました。
この本、絶対にお薦めです!(R☆さん 40代・北海道 )
【情報提供・絵本ナビ】