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- エリカ奇跡のいのち
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Erika’s story.
講談社
ルース・バンダー・ジー ロベルト・インノチェンティ 柳田邦男- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2004年07月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784062124850
[BOOKデータベースより]
わたしが1944年に生まれたことはたしかです。でも、誕生日がいつであるのかはわかりません。生まれたときにつけられた名まえもわかりません…。お母さまは、じぶんは「死」にむかいながら、わたしを「生」にむかってなげたのです。第2次世界大戦中のドイツで奇跡的に生きのびた、ひとりの女性の物語。小学校中級〜一般。
[日販商品データベースより]お母さまは、じぶんは「死」にむかいながら、わたしを「生」にむかってなげたのです。
第二次世界大戦中のドイツで奇跡的に生きのびた、ひとりの女性の物語。
<赤ちゃんを走る列車から投げ出すなどということは、平時であれば、殺人行為と見られてしまう。しかし、(中略)たとえ生きられる確率は1万分の1であっても、ゼロではない道をわが子のために選んだという母親の決意は、一筋の「生」の光を求める崇高なものとして、人々の心を揺さぶらずにはおかないだろう>――柳田邦男(「訳者のことば」より)
衝撃の実話を『百年の家』の画家ロベルト・イノセンティが繊細な絵で描いた絵本。
*第10回日本絵本賞 翻訳絵本賞 受賞作品
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生まれたばかりの愛おしい我が子を、走行中の列車から投げ捨てる。
今の世であれば、まさに虐待でしかありえないような行為が、
実は死を目前にした極限での、母の愛そのものであるなんて…
平和な世では信じられない形で我が子への愛を表現せざるを得なかった
エリカの母の心を思うと、胸がしめつけられる想いでした。
縁あって柳田邦男氏の講演会を拝聴する機会に恵まれ、
その場でこの絵本を知りました。
自分のために購入した初めての絵本となりました。
親として、胸を張って我が子にすすめられるその日まで大切にしまっておきたい本です。
(みのきっちゃん。さん 40代・群馬県 女の子15歳、女の子12歳、女の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】