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[BOOKデータベースより]
22歳の鈴子は、花嫁になるはずだった8月に被爆し、片足をうしなった。そして、婚約者の戦死…。戦後はさまざまな差別にもあい、すさんだ日々をおくったが、おなじ場所で被爆したアオギリの木が青々と芽をふいたのを見て、立ちなおる。そして、戦後50年を経たいま、広島平和記念公園に移植されたこの木の前で、修学旅行の学生たちに原爆のおそろしさをつたえるとともに、勇気と希望をあたえている。沼田鈴子が原爆の非劇をのりこえ、勇気と希望をとりもどすまでの感動の実話。
[日販商品データベースより]1945年8月6日。ここ広島市に原子爆弾が落とされました。その原爆は、過去の長い戦争の歴史のなかで、もっともおそろしい爆弾でした。熱線、爆風、放射能……。たったひとつの爆弾で、およそ14万人もの人が命をうしなったのです。美しかった広島の街はいちめん焼け野原となり、見わたすかぎり、死の世界が広がりました。
爆弾で傷つくことや、体に有害な放射能をあびることを「被爆」といいます。しかし、原爆が落とされた8月6日をさかいに、「被爆」といえば、世界じゅうのだれもが、まっさきに「原子爆弾による被害」を思いうかべるようになりました。それほどまでに、原爆の威力はおそろしく、そして、人間がおかしたもっともおろかな行いのひとつとして、歴史に深くきざみこまれることになったのです。――はじめにより