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- 畏怖する人間
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- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 1990年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061960992
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[BOOKデータベースより]
その出発以来、同時代の“知”に、圧倒的な衝撃を与えつづけて来た著者の、秀れた光芒を放つ第一評論集。群像新人文学賞受賞作「意識と自然―漱石試論」をはじめとし、その後の『マルクスその可能性の中心』『日本近代文学の起源』『探究1』『探究2』など、柄谷行人のその後の力業を予告する初期エッセイ群。
意識と自然―漱石試論 1
[日販商品データベースより]内側から見た生―漱石試論 2
心理を超えたものの影―小林秀雄と吉本隆明
発語と沈黙―吉本隆明における言語
閉ざされた熱狂―古井由吉論
江藤淳論―超越性への感覚
夢の呪縛―埴谷雄高について
高橋和巳の文体
芥川における死のイメージ
マルコ伝について
「実践」とはなにか
地図は燃えつきたか―大江、安部にみる想像力と関係意識
二人の先行者―江藤・大江論争について
内面への道と外界への道
自然的なあまりに自然的な…―精神の地下室の消滅
批評家の「存在」
2冊の本―『歴史と文学』『復興期の精神』
吉本隆明『情況』
W.H.オーデン『第二の世界』
吉井由吉『男たちの円居』
鮎川信夫『歴史におけるイロニー』
その出発以来、同時代の「知」に、圧倒的な衝撃を与えつづけて来た著者の、秀れた光芒を放つ第一評論集。群像新人文学賞受賞作「意識と自然――漱石試論」をはじめとし、その後の『マルクスその可能性の中心』『日本近代文学の起源』『探究1』『探究2』など、柄谷行人のその後の力業を予告する、初期エッセイ群。