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- セカイ系とは何か
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061389687
[BOOKデータベースより]
多様な作品群、激しい毀誉褒貶、あまりにも曖昧なその定義―。混乱の中で実作者たちをも巻き込み、ゼロ年代最大の文芸運動となっていった「セカイ系」とは何だったのか?「セカイ系」が生んだ言説空間を辿る事で、“エヴァ以降”のオタク文化史を読み解き、論壇に鮮烈な印象を残した著者の処女作が、西島大介のイラストで装いも新たに文庫化。全編に改稿を施し、補論を含む「文庫版あとがき」を収めた決定版。
序章 セカイ系という亡霊
第1章 セカイの中心でアイを叫んだけもの1995‐99年
第2章 セカイ系っていう言葉がある2000‐03年
第3章 セカイはガラクタのなかに横たわる2004‐06年
第4章 セカイが終わり、物語の終わりがはじまった?2007‐09年
多様な作品群、激しい毀誉褒貶、あまりにも曖昧なその定義──。混乱の中で実作者たちをも巻き込み、ゼロ年代最大の文芸運動となっていった「セカイ系」とは何だったのか?
「セカイ系」が生んだ言説空間を辿る事で、“エヴァ以降”のオタク文化史を読み解き、論壇に鮮烈な印象を残した著者の処女作が、西島大介のイラストで装いも新たに文庫化。
全編に改稿を施し、補論を含む「文庫版あとがき」を収めた決定版。
そして、何より、本書は、より若い世代に向けて書かれている。ありとあらゆるコンテンツが、一瞬で消費され、更新され、忘却されていく現在にあって、セカイ系もまた、一時の流行として忘れ去られようとしている。けれども、やはり現在は歴史の積み重ねから生まれてくる。(序章より)
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「セカイ系」を通じ、オタク文化の変容を読み解く。気鋭の批評家・前島賢のデビュー作が待望の文庫化! イラスト:西島大介