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[BOOKデータベースより]
こおったみずうみの向こう岸にとまっていた、まっ白なそり。そこにいたのは白いふくの子どもたちです。ひとりの子が、まどかの手から白いはこをとると、子どもたちは、そりとともに走り去って…。美しい冬の、ものがたり。
[日販商品データベースより]秋の最後のひと葉が散って、冬がやってきました。
ある朝、まどかは雪の野原を歩いていると、美しい白い箱を見つけます。箱のまわりには星のかたちのかけらがいっぱい落ちていました。かけらは拾い上げると、すっと消えてしまいます。
凍った湖にも雪が積もりました。そこには真っ白いそりがとまっていて、たくさんの白い箱が積んであり、たくさんの白い服の子どもたちがいるのです。
まどかが拾った箱を抱えて立っていると、子どものひとりがかけてきて、「あった、ぼくの だいじなもの・・・・・・。」と、言って箱を持ち去ってしまいます。その子がそりに乗ると、そりは動き出しして、真っ白い森の奥に消えていきました。
「あの子たちはどこからきたのかしら?」その夜、まどかは考えていると、外はまた雪になりました。
まどかが外に出ると、あのそりと子どもたちがやってきていました。子どもたちがそれぞれ手に持った小さい白い箱を開けると、星のかたちのかけらがあふれ出し、空に上って雪になっていきます。そりを引いて、夜空に舞い上がる子どもたち。雪の中に「あ、り、が、と、う」の文字が、きらきらとかがいて見えました。
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小学校1年生の娘が図書館で一人読みしました。
12月に読んだので季節的にもぴったりな読書時間となりました。
永田萌さんのイラストがとても可愛らしく,立原えりかさんの文章に合っていました。
我が家にあるピアノ本が永田萌さんのイラストなので,子供も親近感を覚えながら読んでいたようです。
冬にぴったりな素敵な絵本です。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】