- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
[BOOKデータベースより]
おすすめの家、おさがしします。家さがしの名人猫「ちゃまる」が、グータラの名人「ぎんた」の家をさがしたら…?第34回講談社絵本新人賞佳作。
[日販商品データベースより]いつものように掃除をさぼり、だらだらと過ごすなまけものの「ぎんた」は、ある朝、家にやってきた野良猫「ちゃまる」の後をつけることにしました。すると、ちゃまるは突然立ち上がり、しゃべりながら歩き始めます。驚いたぎんたは、恐る恐るさらにちゃまるを追いかけますが、その先にいたのは、家探しをちゃまるに頼んださまざまな動物たち。ちゃまるは、なんと、素敵な家を紹介してくれる、家探しの名人だったのです。
本作は、第34回講談社絵本新人賞佳作受賞作品です。
作者の澤野秋文氏は、第27回・第31回にも3回佳作を受賞しており、今回も佳作の受賞ではありますが、満を持して刊行が決定いたしました。澤野氏の作品の魅力はなんといっても、その「卓越した画力」にあります。細部まで緻密に描き込まれたタッチ、映画のようにダイナミックな視点で描かれた構図など、見ごたえのある画風が特徴です。
お話の内容は、グータラでなまけものの「ぎんた」と、怪しげなネコ「ちゃまる」が主人公の、和風テイストのお話。いつものように、家の掃除をさぼり、だらだらと過ごすぎんたは、ある朝、家にやってきた野良猫「ちゃまる」の後をつけることにしました。すると、ちゃまるは突然立ち上がり、しゃべりながら歩き始めます。驚いたぎんたは、恐る恐るさらにちゃまるを追いかけますが、その先にいたのは、家探しをちゃまるに頼んださまざまな動物たち。ちゃまるは、なんと、素敵な家を紹介してくれる、家探しの名人だったのです……。
テキストもシンプルでわかりやすく、昔話のような教訓も入った、安心して読み聞かせのできる好作です。 4さい〜(総かな)
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- よあけまで
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2002年01月発売】
- わたしを描く
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年02月発売】
- なりたいなぁ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2017年10月発売】
- こんなもんくえニャイ!
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2019年11月発売】
あなたはどんなおうちにすみたい?「ぎんた」は、大の怠け者。お掃除なんて大嫌い。遊んだおもちゃはだしっぱなし。ダルマの置物、天狗のお面、鯉のはりぼてやらなんやら物とチリであふれる部屋は散らかしっぱなし。食べかけのせんべいやダンゴもそのままで汚いったらありゃしない。あまりのひどさに目を覆いたくなるけれど、本人は全く気に介していない有様で。そんなある日、ノラネコの「ちゃまる」がぎんたの家にやってきて、鼻をならすとそのまま立ち去るもんだから、ぎんたも妙に気になってちゃまるの跡をつけてみた。するとどうだい、ちゃまるは猫地蔵の前ですっくと突然立ち上がり「今日は短冊が多いなあ」ってしゃべるんだから、驚いた!このちゃまる、ノラネコとは仮の姿で、その筋では有名なそれはそれは頼りになる敏腕不動産屋だったのです。次々とねこじぞうに寄せられた動物や妖怪のお家探しの案件を「それならいいいえありますよー。」と見事に円満解決していきます。それを見ていたぎんたは、「いいこと思いついた」とばかりに早速自分の依頼も貼り付けるのですが・・・。とんでもないドンデン返しとなんとも気持ちのいいオチが待っているこの物語。澤野秋文さんが、第34回講談社絵本新人賞佳作を受賞した作品です。日本の妖怪やおばけが人間の世界にあたりまえのように生活している、古き良き摩訶不思議な昔の日本。まるでタイムスリップしたみたいに大人も子どももワクワクしてしまうのではないでしょうか。「そらならいいいえありますよ」今日のちゃまるはどんな物件探しているのかな。ぎんたのお家はどうなったかな。と、続きが気になるそんな楽しい絵本です。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
大好きな澤野さんの作品なので、手に取ってみました。
ねこのちゃまるが不動産屋さん・・・という設定がまず笑ってしまいます(笑)
でも物件の紹介が的確で、「なるほどー」と思えます。
ぎんたの願いも、いつ叶えてくれるのかなぁ・・・と思っていたら・・・
子供ならどきっとしてしまうような展開かもしれませんが、読み終えた後はくすっと笑えますね。
ちょっぴり毒のあるような、でも楽しく読めるお話でした。(hime59153さん 40代・三重県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】