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[BOOKデータベースより]
学者としての最盛期を迎えつつあったハートは、渡米してフラーとの論争やロールズとの出会いを経験、帰国後は『法における因果性』や『法の概念』といった記念碑的著作を次々と完成させる。やがて衰えを感じ始めた彼を、後継者に抜擢したドゥオーキンとの確執や妻のスキャンダル報道といった苦難が襲う―。波乱に満ちた人生と英国知識社会の実相を豊要な資料に基づいて浮き彫りにした興味尽きない傑作評伝。
第3部 黄金時代(続き)(イギリス人の目を通して見たアメリカ法理学―ハーヴァード大学一九五六‐五七年期;哲学という視座からみた法―『法における因果性』と『法の概念』;西と東、カリフォルニアとイスラエル―『法・自由・道徳』、「ケルゼン訪問」、『刑法の道徳性』;規律、刑罰、責任)
[日販商品データベースより]第4部 講座を退いた後で(年老いた改革者と旧弊家の若者たち―ベンサムとブレイスノーズ;悪夢、そして高貴な夢)
学者としての最盛期を迎えつつあったハートは、渡米先で、フラーとの論争やケルゼンとの公開討論、ロールズとの出会いを経験し、帰国後は『法における因果性』や『法の概念』といった記念碑的著作を次々と完成させる。やがて衰えを感じ始めた彼を、後継者ドゥオーキンとの確執や妻のスキャンダル報道などの苦難が襲う−−。法哲学界の巨人の人物像を、豊富な資料に基づいて浮き彫りにし、話題を呼んだ評伝の邦訳がここに完成。