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- ルクレティウス『事物の本性について』
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愉しや、嵐の海に
書物誕生 あたらしい古典入門
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784000283045
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[BOOKデータベースより]
無からは何も生まれず、何ものも無にはかえらない―全てのものは原子と空虚とから出来ている。ウェルギリウスやオウィディウスらローマ詩人への影響。理性による原因の解明によって驚異を解消する。ブラウン運動を「予知」?「遺伝子」の概念や進化論との類似。家族の形成が文明の起源。欲望に駆られた技術の追求は、無知、そして戦争につながる。ボイルやニュートン、そしてドルトンへ―近代原子論へのつながり…二〇〇〇年以上前に誕生しながら、近代科学を先取りするような内容を持つ長篇詩は、いかなる論理でこの世界を説明し尽くしたか。
第1部 書物の旅路―キリスト教世界を生き延びた原子論(修辞的カノン;ヴィクトリア朝の桂冠詩人;写本の発見と復活劇)
[日販商品データベースより]第2部 作品世界を読む―原子と空虚が生み出す世界(物質と空間;原子の運動と形;生命と精神;感覚と恋愛;世界と社会;気象と地質)
二〇〇〇年以上前に誕生しながら、近代科学を先取りするような内容を持つラテン語の壮麗な長篇詩。宇宙の成り立ちから恋愛、技術の進歩まで、森羅万象を原子と空虚から合理的に説明し、不毛な宗教的呪縛から人々を解放した。時代を超えて、未知の事柄を探求する人々にインスピレーションを与えてきた書を読み解く。