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ユーザーレビュー （1件、平均スコア：5）
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統治三論
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かなりの力作
全国にある全ての都道府県議会の選挙区を網羅し、その詳細な情報をまとめ上げた力作。
筆者の主張するとおり、たしかに地方選挙の本では見たことがない。
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
第１部 何が問題なのか―全国各地に散らばる地方選挙の記録（地方政治研究史―長期的、体系的研究は行われてきたのか）
[日販商品データベースより]第２部 選挙区構成の変動―百花繚乱の選挙区から構成される多様な都道府県議会（都道府県議会の選挙区構成と有権者規模―選挙区から見た都道府県議会の姿；構成議席率から見た都道府県議会の諸類型―選挙区定数の変動要因とその影響；形式的な議席価値と選挙区設置・定数増減の特例措置―票の格差はなぜ拡大したのか）
第３部 個別選挙区単位で競合動態―選挙区定数ごとの異なる競合事情（各党派・選挙区単位での候補者の概況―人材の供給源としての市区町村議員と政治家秘書；定数規模・有権者規模別の各党派獲得議席と推薦・支持状況―混在する協力と対立関係；選挙区定数別の主要政党間の競合関係―様々な競争環境下での複雑な競合動態）
戦後日本の都道府県議会選挙（1947年４月〜2019年３月の期間）を対象とし、選挙区構成（１〜22人区）や政党間の競合関係について、個別選挙区単位の視点から長期的、体系的に明らかにし、日本の民主主義の健全な発展に資する研究書。