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[BOOKデータベースより]
シリア内戦下の町ダラヤ。政府軍による完全封鎖。日常的な空爆、食料・物資の絶対的不足…そんな絶望的な状況の中、明日への希望をつないだのが、図書館、本だった。戦場となった町の地下につくられた秘密図書館を守りぬいた若者たちの感動のノンフィクション。
アムジャド
シリアの「アラブの春」
バーシトとアナス
ダラヤに残った若者たち
本の救出作戦
シハーダと「評議会」
図書館、開かれる
サーラと子どもたち
希望の壁画家、アブー=マーリク
歯学生、アイハームの挑戦
本を愛する兵士ウマル
図書館、爆撃される
どんな本が好きですか
アーイシャの夢は
限界
ウマルの死
図書館との別れ
イドリブ県
図書館の最後
シリア内戦下の町ダラヤ。政府軍により封鎖され、日常的に空爆される中、如何に人々が瓦礫の中から本を救出し、地下に図書館を作り、本を読むことによって救われ、絶望的な状況を生き抜いたかを描いた感動のノンフィクション。
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図書館に憧れ、図書館職員として長い年月働いた者として、胸が熱くなるお話です。シリアの激しい戦闘にさらされた町で、図書を愛し、秘密の図書館を作って活動した人たちがいるのです。
命の危険を感じる中で、武器ではなくて図書を選んだ彼らが何より臨んだのは平和であり、平穏だったのでしょう。
図書には人を支える力があるのです。
現代、図書は軽んじられているような気がしますが、今一度、図書の大切さ、図書館の重要さを感じ取って欲しいと思いました(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】