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- イノベーターズ 2
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天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史
THE INNOVATORS 2- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784065147382
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[BOOKデータベースより]
すべての発明は、一人の天才ではなく「チーム」から生まれた!“ゼロックスというお金持ち”を狙うゲイツとジョブズ、経営が苦手な天才起業家、インターネットの黎明期からGoogleとWikiの誕生までの創造とビジネスの軌跡。「スティーブ・ジョブズ」の著者が緻密な取材をもとにつづった、未来が見える歴史書。
第8章 パーソナルコンピュータ(「我々が思考するように」;組織に縛られない文化 ほか)
[日販商品データベースより]第9章 ソフトウェア(ビル・ゲイツ―伝説のおたく少年;レイクサイド・プログラミング・グループ ほか)
第10章 オンライン(電子メールと電子掲示板;モデム―電話回線でオンライン ほか)
第11章 ウェブ登場(ティム・バーナーズ=リー―情報世界の入口を探す;URLの完成 ほか)
第12章 エイダよ、永遠に(レディー・ラブレスの反論;人工知能は「優秀なおバカ」 ほか)
インターネットのプロトコルは、仲間同士の協力から生まれた。できあがったシステムも、同じようなコラボレーションを助長する遺伝子が埋め込まれているかのようだ。
第2巻では、いよいよ身近なデジタルイノベーションのすべてが明かされる。パーソナルコンピュータ、ソフトウェア、ブログ、Google、ウィキ。そしてテクノロジーの「これから」とは?
【チームワークこそイノベーションの根幹である】
人物のチームワークについて描くことが重要なのは、チームワークのスキルこそイノベーションの根幹であることが見落とされがちだからだ。私のような伝記作家の手によって孤高の発明家として描かれ、神話化された人物が主人公の本なら無数にある。私も、そうした本を何冊か世に送り出してきた。
アマゾンで「発明した」や「発明家」を検索してみればたくさんヒットする。一方、コラボレーションによる創造を描いた本は少ない。だが、今日の技術革新が形作られた経緯を理解するうえで真に重要で、しかも興味をそそられるのは、チームワークが生み出すものなのだ。
「イノベーション」という言葉は、多用されすぎたせいか、最近ではすっかり手あかがついてしまい、その意味もあいまいになりつつある。そこで私は、イノベーションが現実の世界で実際にはどのように起きるのかを明らかにしてみたいと考えた。
創意あふれる現代のイノベーターは、いかにして破壊的なアイデアを現実のものとしたのか。その発想の飛躍を生み出した要素はなんだったのか。どんなスキルが最終的に有効であり、どのようにリーダーシップを発揮し、コラボレーションを進めたのか。成功と失敗を分けたのはなんだったのか。
私が本書に取りかかったのは、10年以上も前のことになる。自分自身が目撃してきたデジタル時代の変化に魅力を感じていたことも動機だったが、ベンジャミン・フランクリンの伝記を書いたのもきっかけだった。(中略)
最初に考えたのは、インターネットを発明したチームに光を当てることだった。だが、インタビューに応じてくれたビル・ゲイツが、こう勧めてくれたのだ。インターネットとパーソナルコンピュータは同時期に出現した、それを書いたほうが深い話になるんじゃないか、と。
……序章より
*「ゼロックスというお金持ち」を狙うジョブズとゲイツ
*経営が苦手な天才起業家、ウィリアム・フォン・マイスター
*起業を支援する大学、スタンフォード
*「ウィキ」と「ヌーペディア」の目指したもの
*スペルミスが名付け親のGoogle
野心と創造性、欲望と使命。
AI と生きていく人生100年時代、ビジネスパーソン必読の歴史書。