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[BOOKデータベースより]
わたしたちが平和に暮らすためにとっても大事な憲法をとことんやさしく解説!
第1章 天皇
第2章 戦争の放棄
第3章 国民の権利及び義務
第4章 国会
第5章 内閣
第6章 司法
第7章 財政
第8章 地方自治
第9章 改正
第10章 最高法規
小学校中〜高学年に理解しやすい言葉で、日本国憲法の主要条文について解説するこども版憲法解説書。「憲法って何?」という憲法そのものの定義や意義をはじめ、「国民主権」、「平和主義」、「国民の義務と権利」など、小学校6年生の公民授業に登場する内容を中心に、要点をしぼって解説。大人も“こっそり学べる”とってもやさしい憲法入門。
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憲法とはなんでしょう?子どもたちにそう聞けば、「法律より強いルール」という答えが返ってくるかもしれません。では大人の場合は?かつて学校で習った、あるいはニュースでたびたび取りざたされるいくつかの条文やその成り立ちについて具体的な内容を知っている、という他に、憲法とは何かという質問に対する明確な答えを用意できるでしょうか?「法律はすべての国民に向けたルールですが、憲法は公務員に向けたルールです」とは、本書の最初のページにある言葉。おはずかしながら私は仰天しました。そ、そうだったの!?「法律はふつうの人々の勝手な行動を制限するためにあるのに対し、憲法は法律を作ったり扱ったりする立場にある人の勝手な行動を制限するためにこそある」いわば憲法とは、国民の自由を守るためのルールなのです。どこに住むか。どうやって働くか。なにを学ぶか。そして、なにを考えるか。今の日本では、どれも自分で決めることができます。でも、考えることさえ自由にはできない時代や国があって――。あたりまえのように存在している権利は、実は憲法によって大切に守られているものなのです。法律の骨組みとなり、私たちの生活の根幹となっている憲法ですが――、大人でも、憲法について知らないことって、実はたくさんあるんです。いざ調べようとするとしり込みしてしまったり。 だって憲法って、なんだかむずかしそうなイメージがぬぐえませんよね……!そこで本書では、憲法の条文を親しみやすい口語調になおし、タイトルどおり「10歳から読める・わかる」ように解説しています。本書であらためて憲法というものについて学び、驚かされたのは、社会の動きについて理解するための前提知識の多くが、憲法のなかにふくまれているということでした。政治の基本的な仕組みがそうであることはもちろん、表現の自由や女性の権利、戦争と平和、天皇の生前退位など、ニュースで取り上げられるさまざまなトピックについて、それらに関連する憲法の条文を知ることは、社会について学習するうえで大きな一助になることでしょう。子どもたちの学習の助けにはもちろん、大人が憲法を学びなおすためにも、入門中の入門としてベストな一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
「いちばんやさしい」というタイトルに惹かれ、手に取りました。
タイトルの通り、小学生にもわかりやすく説明された憲法読本でした。
見開きの右側に憲法の原文が表記され、その左側のページに解説文が載っています。
憲法の原文に触れる機会はなかなかないので、こういう本を読むのもいいなと思いました。
イラストもたっぷりあって、読みやすい。
大人もこっそり学び直しできちゃいます。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子16歳、女の子14歳、男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】