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[BOOKデータベースより]
フォーヴィスムとキュビスムという美術革命で幕を開けた二〇世紀は、抽象芸術の登場でその変革を加速させた。新しい表現は伝統的な美術の有り様を突き崩し、美術とそうでないものとの境界線は意識的に解体されていく。日常や社会における美術の意味と価値が問い直されるなか、新たなメディアや手法、概念を用いた試みは更新され続けた。二〇世紀美術は何を表現しようと革新を繰り返したのか。今・ここへとつながる多様な展開に迫る。
序章 二〇世紀西洋美術史を語るために
[日販商品データベースより]第1章 抽象芸術の成立と展開
第2章 イメージと物
第3章 第二次世界大戦後の抽象芸術
第4章 現代生活と美術
第5章 身体表象と二〇世紀美術
第6章 美術と政治
第7章 美術とさまざまなメディア
フォーヴィスムとキュビスムという美術革命で幕を開けた二〇世紀は、抽象美術の登場でその変革を加速させた。革命やナショナリズムなどの政治と美術が連動し、消費文化そのものがポップ・アートとして描かれるなど、社会における芸術の意味と価値が問い直されるなか、身体や新たなメディアを用いた試みがさまざまに展開する。