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- 今だけのあの子
-
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2017年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488474119
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- 北区の太
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外れなし
最近この作者にはまっている。「罪の余白」、「悪いものが、来ませんように」に続いてこの作品を読破。作者は寡作であるが、どの作品も外れなし(今のところ)。今回の「今だけのあの子」も、作者の真骨頂である「女性の(難しく繊細な)人間関係」をミステリー風味で描いている秀作。5話からなる短編集で、一見それぞれが独立しているように見えて、実は相互に微妙に関連しているという構成も素晴らしい(実は一読後は全くこれに気付かず、あとがきの解説を読んで気付かされたのだが、こんな読者では作者も工夫した甲斐がないね)。芦沢央ワールド全開の作品。次は「許されようとは思いません」に向かおうっと。
[BOOKデータベースより]
新婦とは一番の親友だと思っていたのに。大学の同じグループの女子で、どうして私だけ結婚式に招かれないの…(「届かない招待状」)。環境が変わると友人関係も変化する。「あの子は私の友達?」心の裡にふと芽生えた嫉妬や違和感が積み重なり、友情は不信感へと変わった。「女の友情」に潜む秘密が明かされたとき、驚くべき真相と人間の素顔が浮かぶ、傑作ミステリ短篇集全五篇。