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[BOOKデータベースより]
ときに政治家のクビを飛ばすほど重視されるGDPや失業率などの「経済指標」はもはや実態を反映していない―。2008年の国連による国民経済計算の改定のため、これまでGDPでは「費用」とみなされてきた「研究開発費」が「投資」として計上されるようになった。その結果、アメリカのGDPは約4000億ドル、日本のGDPは約16兆円、一気に上乗せされることになった―。今や世界を動かす「経済指標」の歴史、理論、実態に迫る!
はじめに 半世紀以上前の経済指標に価値はあるのか
第1章 すべての統計には意図がある―国勢調査
第2章 「失業者を数える」という無理難題―失業率
第3章 家事労働に経済的価値はないのか―GDP
第4章 「所得」で世界の序列が決まる―国民経済計算
第5章 景況感は数値化できるのか―消費者信頼感指数
第6章 「物価の測り方」が政争の火種になる―インフレ率
第7章 経済指標が無条件に崇拝される
第8章 アメリカの対中貿易赤字はもとから存在しなかった―貿易収支
第9章 「幸福」は数値化できるのか―国民総幸福量
第10章 我々は経済指標とどう付き合うべきか
なぜ日本のGDPは一夜にして16兆円増えたのか。気鋭の経済評論家が、歴史、理論、実態を丹念に解き明かすことで見えてくる「経済のデタラメな真実」。前提知識不要の渾身のノンフィクション。
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なぜ日本のGDPは一夜にして15兆円増えたのか? ときに政治家のクビを飛ばすほど重視されるGDPや失業率などの「経済指標」はもはや実態を反映していない――。気鋭の経済評論家が歴史、理論、実態を丹念に解き明かすことで見えてくる「経済のデタラメな真実」とは? 前提知識不要の渾身のノンフィクション!