- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 半自叙伝
-
- 価格
- 913円(本体830円+税)
- 発行年月
- 2017年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784309415130
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 楽天の日々 改訂新版
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年02月発売】
- 誘惑する他者
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2024年03月発売】
- ロベルト・ムージル
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2008年02月発売】
[BOOKデータベースより]
見た事と見なかったはずの事との境が私にあってはとかく揺らぐ。あるいは、その境が揺らぐ時、何かを思い出しかけているような気分になる―空襲に怯え、敗戦の焼跡を走りまわった幼年期、文学との出会いと高度経済成長の時代、そして現在まで。老年と幼年、重なりゆく記憶の中に作家は何を読み、自身の創作をどう生きてきたのか。魂の往還から滲む深遠なる思考。
1 半自叙伝(戦災下の幼年;闇市を走る子供たち;蒼い顔;雪の下で;道から逸れて;吉と凶と;魂の緒;老年)
[日販商品データベースより]2 創作ノート(初めの頃;駆出しの喘ぎ;やや鬱の頃;場末の風;聖の祟り;厄年の頃;秋のあはれも身につかず)
現代日本文学最高峰の作家は、時代になにを読み、自身の創作をどう深めてきたのか…。老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。