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- 欧州危機と反グローバリズム
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破綻と分断の現場を歩く
講談社+α新書 753ー1C
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062729734
[BOOKデータベースより]
英国EU離脱とトランプ現象に共通するものは何か?格差が人々の怒りに火を付けた。EU26ヵ国を取材した第一線記者の緊急報告!
はじめに 欧州を知ることで見えてくるもの
第1章 Brexitの衝撃
第2章 分断国家
第3章 バブルの傷痕
第4章 ギリシャがパンドラの箱を開けた
第5章 通貨防衛の戦い
第6章 エネルギー戦争
第7章 行き詰まる成長資本主義
英国EU離脱とトランプ現象に共通するもの何か? 格差が人々の怒りに火を付けた。EU26ヵ国を取材した第一線記者の緊急報告!欧州視点で世界を見る。米国と中国の「G2」を見ているだけでは、世界の大きな潮流はつかみきれない。それが欧州を知ることで、見えてくるものがある――。
英国EU離脱とトランプ現象に共通するもの何か? 格差が人々の怒りに火を付けた。EU26ヵ国を取材した第一線記者の緊急報告!
欧州視点で世界を見る。
<本文より>
2012年から3年間、ヨーロッパ総局(ロンドン)特派員を務め、ユーロ危機の最悪期や、危機の後遺症できしむ欧州で取材を重ねた。EU28ヵ国のうち26ヵ国、ユーロ圏は全19ヵ国を訪れたほか、米国やメキシコ、ロシア、オーストラリア、トルコなど世界中を回って取材した。
危機の現場を歩いていると、気づくことがあった。
欧州各国は、いい面も悪い面も日本と似ている。バブルの発生と崩壊、金融不安、財政悪化、金融緩和……。どれもこれも、日本を見ているようだ。大国ではない国としての身の処し方、そして日本の反面教師としても、欧州には学ぶべき材料がそろっている。
米国と中国の「G2」を見ているだけでは、世界の大きな潮流はつかみきれない。それが欧州を知ることで、見えてくるものがある――。
人々は何に怒り、誰を憎んでいるのか? 英国EU離脱とトランプ大統領をつなぐもの何か? 今後の世界と日本を第一線記者緊急報告!