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[BOOKデータベースより]
強大な組織が崩壊するのは、どんな時か。その答えが、河北一帯を支配する名門・袁紹が滅んでいく過程に、つぶさに描かれている。曹操は、袁紹が拠点としていた城に猛攻撃を加えていた。しかし、兵の犠牲が増えるばかりで揺るぎもしない。重臣が曹操に進言する。「この城は胡桃のように外殻は堅固ですが、中身は虫が食っています。やがて亀裂が入るのを、悠々待つべきではありますまいか」袁紹の家臣団に、内輪もめが絶えないことは、他国にまで知れ渡っていたのだ。どんなに経済力、軍事力を持つ大国であっても、そこを守る人間に不和が生じたら、長続きはしないのだ。劉備は実に弱い。戦えば負け、家臣はちりぢりに敗走する。それでも心を一つにして、再び結束する。この強固な「人の和」が、やがて曹操に脅威を与える大国「蜀」を築き上げていくのである。
[日販商品データベースより]空しく老いて、たまるか。劉備、股の贅肉を見て恥じる…。三国志の定番、吉川英治の名作を単行本で大きな活字で味わいたいという読者の要望に応え、全10巻で刊行。本書は「孔明の巻」。