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- 丸刈りにされた女たち
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「ドイツ兵の恋人」の戦後を辿る旅
岩波現代全書 093
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000291934
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[BOOKデータベースより]
第二次大戦中に「支配者」であるドイツ兵と愛し合い、解放後に見せしめとして丸刈りにされたフランス人女性たち。キャパが撮影した写真やアラン・レネの映画『ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)』でも知られる彼女たちは、「対ナチ協力者」の烙印を押され、フランスにおけるタブーとされてきた。「丸刈りにされた女たち」をたずねて二〇〇四年にフランスに渡った日本人留学生が、その困難に満ちた戦後の人生を綴った記録。
第1章 レジスタンスの国―ジャクリーヌの場合
[日販商品データベースより]第2章 写真の呪縛―シモーヌの場合
第3章 「ナチの被害者」―リナの場合
第4章 母と子の戦後―テレーズとマリ=ジョゼの場合
第5章 制裁の起源―マルグリットの場合
第6章 「不幸な人生を歩むよう定められているの」―セシルの場合
第7章 「これは恋の話なのです」―マドレーヌの場合
第8章 できなかった再出発―エステルの場合
第二次大戦中にドイツ兵と愛し合ったフランス人女性。その多くが、解放後に見せしめとして丸刈りにされた。「対ナチ協力者」として命すら脅かされた彼女たちはどのような戦後を生きたのか。その人生を綴った記録。