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[BOOKデータベースより]
イギリスのEU離脱、パナマ文書公開によるタックスヘイブンの崩壊、アメリカ大統領選挙における「トランプ」現象、中国の軍事侵略―一見、脈絡がないように見えるこれらの事象は、大きな水脈で、一つにつながっている。それはグローバリズムの崩壊と、「国家」の台頭である。ナショナリズムとは、国民国家を基盤とした国家主義、国民主義のことだ。かつて世界が目指した「国境なき世界」は壁に突き当たり、時代の流れは、明らかに変わってきている。
序章 「国家」の逆襲―英国EU離脱の衝撃
第1章 トランプ現象とは何か―大衆に支持される理由
第2章 パナマ文書が暴いた世界―税金逃れを許さないという国家の決意
第3章 イギリスEU離脱の意味するもの―日米は勝ち組、中独は負け組
第4章 EU共同体幻想の崩壊―ドイツの横暴が招いた自業自得
第5章 難民流入問題の行方―偽善と本音の狭間で
第6章 ドイツ発ヨーロッパ金融危機―ドイツ銀行という時限爆弾
第7章 チャイナ経済バブルの崩壊―ミンスキー・モーメントへまっしぐら
第8章 チャイナの軍事膨張主義―着々と進む南シナ海、東シナ海への侵略
トランプ人気、イギリスのEU離脱、パナマ文書の暴露…。これらの事象は、大きな水脈で、1つにつながっている。それは、「国家=ナショナリズム」の台頭である。「国境なき世界」という幻想の崩壊を解説する。
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