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[BOOKデータベースより]
序章 ロシア支配と遊牧英雄の黄昏
[日販商品データベースより]第1章 コーカンドとロシアの狭間で
第2章 統治改革と軍事侵攻の狭間で
第3章 ロシア統治の協力者か、闘争の相手か
第4章 遊牧的価値観の体現者としてのシャブダン
第5章 先鋭化する土地問題とシャブダン
第6章 聖地を目指す遊牧英雄
第7章 協力者から叛乱のシンボルへ
終章 現地協力者のミクロヒストリーから見えてくるもの
19世紀後半から20世紀初頭まで、ロシア帝国との狭間で「協力者」として立ち回ったクルグズの一首領の波乱に満ちた生涯を、ロシア、中央ユーラシア遊牧世界、イスラームの三要素が交錯する過程として描き出す。