シリーズ・遺伝子から探る生物進化 ２

胎児期に刻まれた進化の痕跡　

慶應義塾大学出版会
斎藤成也　塚谷裕一　高橋淑子（生物学）　 入江直樹

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2016年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784766422962

内容情報

[BOOKデータベースより]

私たち人間を含めた動物が胎児（胚）のとき、遠い何億年も前のご先祖様と同じ姿をしていたかどうか―進化発生学（エボデボ）にまつわる１５０年以上も未解明の大問題に挑んだ著者を待ち受けていた結末とは！？

第１章　胎児期に祖先の姿が現われる？（みな胎児期はシンプルだった；寄り道をする発生過程　ほか）
第２章　遺伝子ＤＮＡが明らかにした祖先の痕跡（連絡の原理；分子プログラムに刻まれたさらなる祖先情報　ほか）
第３章　漏斗モデル対砂時計モデル（ヘッケルの魚とファイロティピック段階；提灯モデル　ほか）
第４章　入れ子の砂時計とモンスター（くびれがずれた入れ子の砂時計；形態学的モンスター　ほか）
第５章　残された謎（なぜくびれる？；砂時計はどれだけ大きい？　ほか）

[日販商品データベースより]

私たち人間を含めた動物は、胎児の時、遠い何億年も前のご先祖様と同じ姿をしていたのか。進化発生学にまつわる１５０年以上も未解明の大問題に挑んだ著者を待ち受けていた結末とは。