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[BOOKデータベースより]
戦中戦後に一時の中断をはさむとはいえ、一九三六年の『岩波書店新刊』発刊から七九年、一九四九年の再刊後、八〇〇号を数える岩波書店の雑誌『図書』。その「旗艦的」機関誌であると同時に「読書家の雑誌」を称するPR誌には、激動の時代を生きた著者や数多くの読者の、書物と向き合った悦びと苦悩が刻まれている。「岩波文化」の変容をとおして、読書空間の現代を照らし出すメディア史の快作。
序章 「種蒔く人」の教養メディア
第1章 「岩波文化」ブランドの成立
第2章 戦時期『図書』の公共性
第3章 「戦後啓蒙」の教養主義
第4章 文化講演会の時代
第5章 一億総中流社会の教養
第6章 情報消費社会の書物
終章 デジタル時代の読書家へ