- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 限界費用ゼロ社会
-
〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭
The zero marginal cost society.- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2015年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140816875
[BOOKデータベースより]
いま、経済パラダイムの大転換が進行しつつある。その原動力になっているのがIoT(モノのインターネット)だ。IoTはコミュニケーション、エネルギー、輸送の“インテリジェント・インフラ”を形成し、効率性や生産性を極限まで高める。それによりモノやサービスを1つ追加で生み出すコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づき、将来モノやサービスは無料になり、企業の利益は消失して、資本主義は衰退を免れないという。代わりに台頭してくるのが、共有型経済だ。人々が協働でモノやサービスを生産し、共有し、管理する新しい社会が21世紀に実現する。世界的な文明評論家が、3Dプリンターや大規模オンライン講座MOOCなどの事例をもとにこの大変革のメカニズムを説き、確かな未来展望を描く。21世紀の経済と社会の潮流がわかる、大注目の書!
市場資本主義から協働型コモンズへの一大パラダイムシフト
第1部 資本主義の語られざる歴史(ヨーロッパにおける囲い込みと市場経済の誕生;資本主義と垂直統合の蜜月;資本主義のレンズを通して眺めた人間の本性)
第2部 限界費用がほぼゼロの社会(極限生産性とモノのインターネットと無料のエネルギー;3Dプリンティング―大量生産から大衆による生産へ;MOOCと限界費用ゼロ教育;最後の労働者;生産消費者の台頭とスマート経済の構築)
第3部 協働型コモンズの台頭(コモンズの喜劇;協働主義者は闘いに備える;インテリジェント・インフラの規定と支配をめぐる争い)
第4部 社会関係資本と共有型経済(所有からアクセスへの転換;社会関係資本のクラウドファンディング、民主化する通貨、人間味ある起業家精神、労働の再考)
第5部 潤沢さの経済(持続可能な「豊穣の角」;生物圏のライフスタイル)
IoT、3Dプリンター、クラウドファンディングなどテクノロジーの進展により、モノをひとつ追加で作るコスト=限界費用は限りなくゼロに近づいている。世界的な評論家が経済パラダイムの大転換と未来展望を描く。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 経済学の壁
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2022年08月発売】
- マクロ経済学のエッセンス 改訂版
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2014年04月発売】
- 経済学の宇宙
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年08月発売】
モノとサービスが無料になる!テクノロジーの進展により、モノをひとつ追加で作るコスト(限界費用)は限りなくゼロに近づいている。世界的な評論家が、経済パラダイムの大転換と未来展望を描く。