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[BOOKデータベースより]
社会をデザインするジェンダー視点。男女の性別役割を見つめ直し、明日の日本のあり方を選び取る。
第1部 「第1の近代」と二項対立的ジェンダー秩序の形成(政治体制論から見た第1波フェミニズム―19世紀イギリスを素材として;優しい父親・戦う男性―近代初期ドイツのジェンダー・階層・ナショナリズム;関東大震災後の「女性の空間」―婦人会館建設運動を通して見る日本国家と市民社会 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 「第2の近代」と新たなジェンダー秩序の模索(女性たちのベーシック・インカム―福祉権フェミニズムの歴史と現在;フェミニズムとジェンダー政策の日独比較;「家族の価値」が意味するもの―アメリカにおける同性婚訴訟 ほか)
第3部 現代日本社会の変革とジェンダー(歴代首相の国会発言に見る「家族」と「女性」―「失われた20年」のイデオロギー的背景;男女共同参画の実現に向けた女性の就労・生活支援策―エリート女性と恵まれない女性のどちらを優先するか;最優先課題としての「子育て支援」―政策効果の統計分析 ほか)
近代から現代にいたるまでの歴史的転換の節目で、フェミニズム運動や社会政策などが、新しい社会秩序形成にいかに関わってきたのかを振り返り、現代日本社会の変革という課題にジェンダー視点から提言を行う。