[BOOKデータベースより]
時は、大正のはじめ。26歳のまっすぐで血気盛んな青年北川光雄は、絶世の美女、野末秋子に出会った。場所は、九州・長崎県の片田舎にある幽霊塔と呼ばれる時計塔。惨殺された老婆が幽霊となって徘徊すると噂されるところだった。秋子は、そんな場所で何をしようとしていたのか。秘密を抱えた秋子に、光雄は惹かれていき…。夥しい数のクモを飼う男、「救い主」と呼ばれる不思議な医学博士、猿をつれた太った女―怪しい人物たちが二人の周囲で暗躍する。そして時計塔の秘密とは?江戸川乱歩の名作が、宮崎駿のカラー口絵とともに蘇る!波乱万丈、怪奇ロマン。
[日販商品データベースより]長崎の片田舎に建つ古い西洋屋敷に、幽霊が出ると噂される時計塔がそびえていた。北川光雄はそこで絶世の美女、野末秋子と出逢い、魅了されていくが…。江戸川乱歩の名作が、宮崎駿のカラー口絵とともに蘇る。
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舞台は大正時代の長崎県。
行動的な美青年、北川光雄は「幽霊塔」と呼ばれる古い建物で、絶世の美女、野末秋子と出会い、心を奪われます。
幽霊塔は、殺人事件があったとか、オバケがでるとか、宝物が隠されているとか…謎に包まれた屋敷。
そして、野末秋子にも、大きな秘密が隠されていそうです。
北川光雄は、野末秋子と幽霊塔の謎を解くべく奮闘するのですが…。
とにかく雰囲気が、不気味。
次から次へと、怪しい人物や舞台が現れ、美男美女が困難に立ち向かう。
ロマンです。
それぞれの人物の行動の動機や考え方が、現代の小説より純粋で、「いやいやいや…」と突っ込みたくなる場面もありますが、それもまた、よし。
ミステリーもしっかりしていて、納得の結末。
巻頭の、宮崎駿さんのカラー口絵(エッセイ?)は、必読です。(こはこはくさん 40代・東京都 男の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】