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- 罪の余白
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2015年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041023877
[BOOKデータベースより]
どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。「全然悩んでいるようには見えなかった」。クラスメートからの手紙を受け取った安藤の心に、娘が死を選んだ本当の理由を知りたい、という思いが強く芽生える。安藤の家を弔問に訪れた少女、娘の日記を探す安藤。二人が出遭った時、悪魔の心が蠢き出す…。女子高生達の罪深い遊戯、娘を思う父の暴走する心を、サスペンスフルに描く!
[日販商品データベースより]高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。娘はなぜ死んだのか。自分を責める日々を送る安藤の前に現れた、加奈のクラスメートの協力で、娘の悩みを知った安藤は。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- 北区の太
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この作者の本は、「悪いものが、来ませんように」に続いて2冊目だが、これも面白かった。「悪い〜」のような意外性はないが、女性同士の人間関係の心理描写は実に見事。これにもう1人のアスペルガー症候群の女性が彩りを添えている。“普通”の女性の悪意に満ち満ちた小説の中で、この不器用だけれど正直な、“病気”の女性が魅力的に感じるのは私だけだろうか。女性の人間関係の陰湿さを描いた本作の中で、この女性の存在が清涼剤の役割を果たしている。この作者はまだ30歳台。小説は年齢で描くものではないが、今後が楽しみ。
高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。娘はなぜ死んだのか。自分を責める日々を送る安藤の前に現れた、加奈のクラスメートの協力で、娘の悩みを知った安藤は。