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- 海を照らす光
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The light between oceans.
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2015年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784152095145
[BOOKデータベースより]
二十世紀初頭のオーストラリア。悲惨な戦争が終わり帰国したトム・シェアボーンは、灯台守となって孤島ヤヌス・ロックに赴任する。朗らかな妻イザベルを得た島での日々は平穏で幸せなものだった。しかし数年後のある日、ふたりの人生は根底から変わった。島に漂着したボートに、生後間もない赤ん坊が乗っていたのだ。死産の直後で悲しみに沈んでいたイザベルは赤ん坊に魅了され、本土に報告しようとするトムを説得し、実子として育てはじめる。ルーシーと名付けられた赤ん坊は健やかに成長し、ふたりに喜びをもたらすが…。絆が生みだす幸福と苦しみを描き上げた長篇小説。
[日販商品データベースより]20世紀初頭のオーストラリア。孤島に暮らす灯台守の夫婦は、ボートで漂着した赤ん坊を実子と偽って育て始める。赤ん坊は健やかに成長し、ふたりに喜びをもたらすが…。絆が生み出す幸福と苦しみを描いた長篇小説。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- joshua
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親子の絆
20世紀初めのお話。ふたつの世界大戦にオーストラリア人が関わっていたというのも知りませんでした。学校で習う歴史ではオーストラリアはほとんど出てきません。人種差別も存在していたことも知りませんでした。
それらは知らなくても、この話の背景でしかありませんから、読み進められると思います。
自分のことを誤解している妻を守るために誤解されたまま、必死に守ろうとする主人公にここまで献身的になれるだろうかという疑問もありますが、過去の過ちを許すことが難しい、しかし許すことでたくさんの人たちが救われる、自らの感情を抑制することができるだろうか。いろいろ考えさせられる小説でした。
ドリームワークス映画化!二十世紀初頭のオーストラリア。孤島に暮らす灯台守の夫婦はボートで漂着した赤ん坊を実子と偽って育てる。