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[BOOKデータベースより]
格闘技史に残る伝説の大会を軸に、北大柔道部の濃密な人間関係を詩情豊かに謳いあげた『VTJ前夜の中井祐樹』。天才柔道家・古賀稔彦を8年かけて背負い投げで屠った堀越英範の生き様を描いた『超二流と呼ばれた柔道家』。さらに、ヒクソン・グレイシー、東孝、猪熊功、木村政彦ら、生者と死者が交錯する不思議な一夜の幻想譚『死者たちとの夜』。巻末に北大柔道部対談を併録。人間の生きる意味を問い続ける作家、増田俊也の原点となる傑作ノンフィクション集。
VTJ前夜の中井祐樹
超二流と呼ばれた柔道家
死者たちとの夜
対談 和泉唯信×増田俊也「思いを、繋げ」
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で大宅賞&新潮ドキュメント賞W受賞。単行本28刷8万5千部、文庫8刷17万部、漫画5巻で13万部でシリーズ累計40万部。続く『七帝柔道記』(角川書店)が7刷3万部の著者による、初のノンフィクション集。『木村』『七帝』に続く「柔3部作の完結篇」といえる。増田版『敗れざる者たち』。
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大宅賞『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』著者による初のノンフィクション集で作家活動開始の原点となる作品。