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[BOOKデータベースより]
「子ども」とは何か、「大人」の境とは何か。戦前期の教育制度、少年法、工場法、未成年者飲酒禁止法、公娼制度の成立過程の議論を掘り起こし、年少者像の収斂と複層性を描き直す。
「子ども」の近代を問い直す
第1部 「子ども」の近代とはいかなるものか(教育の「児童」・司法の「少年」―「子ども」の近代の成立とその内部の差異;「児童」の構築・放置される外部―「子ども」の近代の成立をめぐる身体と言葉)
第2部 年少者へのまなざしの複層性(労働力から「児童」へ?―工場法成立過程に見る「児童」の成立の裏側;フィクションとしての「未成年」―未成年者飲酒禁止法制定過程に見るだらしない「子ども/大人」語り;自由意志なき性的な身体―公娼制問題に見る「子ども」論の欠如;語られない年少者像・語り続けられる「子ども」)
「子ども」とは何か、「大人」の境とは何か。戦前期日本の諸制度制定過程の議論を掘り起こし、年少者像の収斂と複層性を描き直す。
「子どもの変容」が語られて久しいが、そもそも「子ども」とは一枚岩で語られるものなのか。戦前期の教育制度、少年法、工場法、未成年者飲酒禁止法、公娼制度の成立過程の議論から、子ども像を一枚岩に定義しようとする動きと多様な年少者像のすれ違いやだらしない共存の様を明らかにし、「子ども」をめぐる語りを問い直す。
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「子どもの変容」が語られて久しいが、そもそも「子ども」とは一枚岩で語られるものなのか。戦前期の教育制度、少年法、工場法、未成年者飲酒禁止法、公娼制度の成立過程の議論から、子ども像を一枚岩に定義しようとする動きと多様な年少者像のすれ違いやだらしない共存の様を明らかにし、「子ども」をめぐる語りを問い直す。