グローバリズムという病

東洋経済新報社
平川克美　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2014年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784492314500

内容情報

[BOOKデータベースより]

「グローバル○○」って、いい加減ウンザリしませんか？税逃れのタックスヘイブン、残業代ゼロ・低賃金かつ解雇自由な労働法…このままでは国民国家が株式会社に乗っ取られる！

第１部　グローバリズムはどこから来たのか―グローバル信仰とその起源（「生態系」を破壊するグローバリズムという病；日本人の独特なグローバル信仰；「グローバル人材」論と英語力；銃規制をできないアメリカと、グローバリズムの起源；グローバリゼーションとグローバリズム）
第２部　国民国家を乗っ取る株式会社―経済が社会を牛耳るコーポラティズム（株式会社対国民国家；租税回避で海外逃避する企業；新自由主義の正体；戦後体制の崩壊と、消えた国民経済；国民国家の理念の背馳する特定秘密保護法）
第３部　グローバリズムはどこへ行くのか―対抗する思想（グローバリズムとはお金儲けのための世界レベルの競争戦略；家族制度の長い歴史と株式会社の驚くほど短い歴史；失われた生活者の思想と、根拠地の思想を求めて）

[日販商品データベースより]

このままでは国民国家が株式会社に乗っ取られる。わたしたちが逃れ得ぬ病に罹患しつつも、それでも生き延びていくための道筋を示す。グローバリズムへの違和感を綴った経済エッセイ。