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[BOOKデータベースより]
日本人にとって「先祖」や「故郷」や「魂」とはなにであり、それは戦争のあと、どのように変わっていくべきか。柳田国男が空襲のさなか思案したこの問題は、東日本大地震を機に改めて思い起こされることとなった。戦後と災後の「魂」にふれようとした人びとの営為をいまたどりなおす。
1 先祖と日本人―柳田国男その他
2 ナショナリズムと日本人―橋川文三・伊東静雄その他
3 核と日本人―白井晟一・福永武彦その他
4 故郷と日本人―坪井洋文・こうの史代その他
5 「魂の行方」を求めて―三・一一紀行
戦後の日本人は、死者の魂といかにつきあうべきか。柳田国男が投げかけた問いをめぐる営みをたどり、橋川文三、宮本常一、こうの史代らとともに、「災後」における鎮魂を考える。
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戦後の日本人は、死者の魂といかにつきあうべきか?柳田國男が投げかけた問いをめぐる営みをたどり、「災後」における鎮魂を考える