内容情報
[BOOKデータベースより]
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ひとりの精神科医として、ハンセン病、心やめる人々に接してきた著者が、生の本質を問い直す、永遠の書。
第1章 いのちとこころ(いのちを支えるもの―外なる自然について;脳とこころ(1)―内なる自然について;脳とこころ(2)―新しい脳のもたらしたもの;人格について;知性について;こころのいのち)
第2章 人間の生きかた(自発性と主体性について;反抗心について;欲望について―何がたいせつか;生存競争について;使命感について)
第3章 人間をとりまくもの(科学と人間;病める心をみつめて―罪の問題;死について;自我というもの;人間を越えるもの;愛の自覚)
ハンセン病療養所での治療体験から、人間の真実の姿を見つめた精神科医の魂の記録。大きな活字の新書版。生誕100年記念企画。