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[BOOKデータベースより]
物語にしないと伝えきれないものを、人は、それぞれに抱えている。「獣の奏者」、「守り人」シリーズの著者が語る、作家になるまでにたどってきた道程。
第1章 生きとし生けるものたちと
第2章 遠きものへの憧れ
第3章 自分の地図を描くこと
作家になりたい子どもたちへ
作家になりたくて、でも、甘ったれの幸せな「夢見る夢子さん」のままじゃ作家には絶対なれないと思っていた10代。自分で自分の背中を蹴っ飛ばし、外の世界に触れ、文化人類学の道を志した20代。そして、その先に待ち受けていた「作家として生きつづける」という新たな登り坂……。壮大な物語世界を生んだ作家の道程が問いかける、「読むこと」「書くこと」「生きること」とは。
大好きなことを仕事に出来たら、どんなにいいだろう。
みなさんの中にも、そんな憧れを抱いている人がきっといると思います。
私も、そんなひとりでした。
子どもの頃から、たくさんの物語を夢中で読んできました。いつかこんな物語を、自分でも描けるようになりたい。どうしたらそれが出来るようになるのかもわからないまま、手探りで道を探していたのです。(本文「はじめに」より)
物語は、いずこから生まれるのか。『獣の奏者』、「守り人」シリーズなど、ベストセラーを生みつづける作家・上橋菜穂子が、原体験となった祖母の昔話から、自作の誕生秘話までを語る。読むことの喜び、書くことの喜び、そして生きることの喜びを教えてくれる一冊。
「国際アンデルセン賞」は1956年に創設された児童文学の本の分野で最も歴史と権威のある国際的な賞です。2年に一度、子どもの本の世界に最も貢献した作家1名と画家1名に送られます。選考水準の高さから、児童文学のノーベル賞と称されています。作家賞の受賞は1994年のまど・みちおさん以来の快挙です!
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ベストセラーを生みつづける児童文学作家・上橋菜穂子による、「読むこと」「書くこと」「生きること」について初めての語りおろし。 大好きなことを仕事に出来たら、どんなにいいだろう。
みなさんの中にも、そんな憧れを抱いている人がきっといると思います。
私も、そんなひとりでした。
子どもの頃から、たくさんの物語を夢中で読んできました。いつかこんな物語を、自分でも描けるようになりたい。どうしたらそれが出来るようになるのかもわからないまま、手探りで道を探していたのです。(本文「はじめに」より)
上橋先生のファンの方も、作家になりたい方も必見!のとても素敵な作品でした。
先生の小さい頃の逸話(特にウルトラマンの話は涙が出るほどかわいいです!)や、本に対する強い思い、アボリジニの研究者としての活動など、改めて上橋ワールドの土台を感じさせていただきました。
上橋先生のおばあちゃんにも会えることならぜひお会いしたいものです。そして、おばあちゃんの昔話を聞かせてもらいたいなぁと、つくづく思いました。
本書は、(たぶん)本を書きたい人へのメッセージとして描かれていますが、自分の進むべく道に迷っている人何かの夢を追いたいと思っている人への応援歌とも感じました。
分かり易い文章でまとめてあるので、中学生くらいのお子さんからでも十分読めるし、楽しめると思います。
超・おススメの作品です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子19歳、女の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】