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- ロロとレレのほしのはな
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2013年05月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784097265139
[BOOKデータベースより]
まっくらなせかいでロロとレレはであいました。ふたりが手と手をつなぐとふしぎなことがおきました。ぽわん!ふたりのあたまにほしのはながさいたのです。みんなが手と手をつなぐとほしのはながどんどんさいていきました。手と手をつなぐとすてきなことがおきる!そんなねがいをこめたおはなしです。
[日販商品データベースより]手と手をつなぐと素敵なことがおきる
絵本作家降矢奈々さんが発起人となって、「3・11後、世界から私たちの未来を考える」というテーマで原画展「手から手へ」展を企画。2012年、イタリアのボローニャを皮切りに、世界4都市を巡回、今春から日本で開催されます。これに合わせて、「手から手へ」展の賛同メンバーである降矢奈々、野坂悦子、トム・スコーンオーへ、三人のコラボレーション絵本を企画しました。絵本のテーマは、「手と手を結ぶと素敵なことが起こる」です。
真っ暗な世界を歩いていたロロとレレが出合い、手を取り合うことでぽわん!と星の花が咲きました。どんどこすすんでいくと、いろんなものに出会います。みんなイライラしたり悲しんでいたりしますが、ロロとレレと手をつなぐと、またまた、ぽわん!と星の花が咲きます。いろいろな出来事のあと、最後には、みんなの頭の上には、ぽわん、ぽわん!と星の花が咲き、世界は、どんどん明るくにぎやかになっていきます。もっともっと星の花が咲いたらいいな、願いを込めた一冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
日本に住む野坂悦子さんと、ベルギーで活躍するトム・スコーンオーヘさん、ブラティスラバにいる降矢奈々さんとがいっしょに手を取り合って作った絵本です。
2012年ボローニャで開催された「手から手へ」展から生まれた一冊といえます。
トムさんのかわいくてポップなイラストと、野坂さんのほわほわとしたやさしい雰囲気が織りなす世界は、読む人を幸せな気分にしてくれることでしょう。
はじまりは真っ暗な世界。とても不安です。ひとりぼっちのロロがどこかへ行きたくて歩いています。ひとりぼっちのレレも誰かに会いたくて歩いています。ふたりはぶつかって、しりもちをつきました。「だいじょうぶ?」「ありがとう!」ふたりが手をつなぐと、ぽわん!と星の花が咲いたのです。どうやらこの光る星の花は、ふたりが手をつなぐと頭の上に咲くようなのです。ロロとレレが歩いていく先々では、悲しんでいたり、ため息をついていたり、イライラしていたりするみんなと出会っていきます。ロロとレレは、その度に優しく手をつなぎ、少しずつぽわん、ぽわんと星の花を増やしていき、みんなの心をそれぞれとかしていきます。手と手をつなぐことが、例えそれがほんの小さな花だとしても、世の中を明るくしていくことにつながる。なんて素敵な設定なのでしょう。もちろん、全てがそんなに簡単にうまく事が運ぶわけではありません。でも「誰かと誰かの思いがつながってほしい」、その願いは誰もが心の中に持っているはず。その思いが少しずつでも世界を照らしていけば、いつか…。この絵本のテーマは「手と手を結ぶと素敵なことが起こる」です。絵本作家降矢奈々さんが発起人となった、「3・11後、世界から私たちの未来を考える」というテーマで企画された原画展「手から手へ」展の開催に合わせて、賛同メンバーである降矢奈々さん、野坂悦子さん、トム・スコーンオーへさん、三人のコラボレーション絵本として完成した作品なのだそう。手と手を結ぶと何かが起きる…あとは、私たちが、子どもたちが、どんな物語をつくっていけるのでしょう。みんなの背中をそっと押してくれるような絵本です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
真っ暗な世界で、ひとりぼっちのロロと、ひとりぼっちのレレが
出会い、「ドッシーン!」二人は、ぶつかってしりもちをつきました
「だいじょうぶ?」と、ロロ。「ありがとう!」と、レレ。ふたりは、手を
繋いでたちあがると、「ぽわん」と、頭の上に、星の花が咲いて
明るくなりました。私たちは、宇宙の中でみんな繋がって生きてい
る!たくさんの「ぽわん!」と星の花が咲いて輪が広がっていく
ことを願って書かれた絵本だと思いました。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】