[BOOKデータベースより]
人の住まぬ荒地には、夜どこからともなく現れた女のけたたましい笑い声が響き渡るという。川岸の砂地では、河童の足跡を見ることは決して珍しいことではない。遠野の河童の面は真っ赤である。ある家では、天井に見知らぬ男がぴたりと張り付いていたそうだ。家人に触れんばかりに近づいてきたという。遠野の郷に、いにしえより伝えられし怪異の数々。民俗学の父・柳田國男が著した『遠野物語』を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ―いまだかつてない新釈“遠野物語”。
[日販商品データベースより]山の中で高笑いする女、赤い顔の河童、ふと見上げた天井にぴたりと張り付く人……遠野の郷にいにしえより伝えられし怪異の数々。柳田國男の『遠野物語』を京極夏彦が深く読み解き、新たに結ぶ。新釈“遠野物語”。
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柳田國男の代表作『遠野物語』を京極夏彦がリミックス。ふと顔をのぞかせる異界を、静かな筆致で描く。山の中で高笑いする女、赤い顔の河童、ふと見上げた天井にひた張り付く人……冷たい恐怖が背筋を這い上がる。