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- 江戸絵画の非常識
-
近世絵画の定説をくつがえす
日本文化私の最新講義 01
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2013年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784906822614
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[BOOKデータベースより]
江戸絵画の「常識」となっている13の事柄を、「本当か?」と疑い、綿密な考証をほどこして検討、定説をくつがえしていく。また、19世紀の京・大坂で活躍した画家70人の事績を、年表とともに紹介する。
俵屋宗達の『風神雷神図屏風』は、晩年に描かれた傑作である。
[日販商品データベースより]光琳は宗達を乗り越えようとして、琳派を大成した。
江戸狩野派は粉本主義によって疲弊し、探幽・常信以降は見るべきものがない。
応挙が出て京都画壇は一変した。
長崎に渡来した沈南蘋は、三都に強い影響を与えた。
秋田蘭画は秋田で描かれた。
封建社会の江戸では、閨秀画家の活躍の場は少なかった。
上方で大成した南画は、谷文晁によって江戸に広められた。
浮世絵は江戸庶民の芸術であり、浮世絵師になったのも庶民である。
浮世絵はのちに錦絵といわれるように、版画が主流である。
奇想派があった。
東京芝・増上寺の『五百羅漢図』一〇〇幅は、狩野一信によって描かれた。
油画は明治になってから描かれた
将来の美術史へ向けての基礎的事実
江戸絵画の「常識」となっている13の事柄を、「本当か」と疑い、綿密な考証をほどこして検討、定説をくつがえしていく。また、19世紀の京・大坂で活躍した画家70人の事績を、年表とともに紹介する。