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[BOOKデータベースより]
豊潤な日本語の伝統に生きることの有難さを、「百人一首」や「源氏物語」などの古典から照らしつつ、いまの言葉の致命的な欠けとそれがもたらす空疎を危惧する。言葉で生きる同時代の者たちへの共感に信を置きつつ、言葉を恃む覚悟をあらたにする評論・エッセイ集。
1(記憶の継承;感じ分けるということ―古今集一一〇〇年・新古今集八〇〇年;「あはれ」から「もののあはれ」へ;藤原俊成・定家の和歌;世阿弥;不易流行)
[日販商品データベースより]2(「見る」に始まる;円地源氏の成立まで;小を積む;新聞の文章の時代;「聞く」から「知らせる」へ―聞書きの良書;放せない手綱;言葉の的;言葉を恃む;挨拶の喪失―『贈答のうた』刊行に;古典の日)
3(幻夢の馬―水上勉『醍醐の桜』;祖述の恩恵―小林秀雄『本居宣長』;明晰への意思―大野晋『日本語の年輪』;虚空の花―「辻邦生全集」;船で発つ―三島由紀夫・中村光夫・中島敦と横浜港;含羞と節度の彼方に―井伏鱒二と飯田龍太郎往復書簡その四十年;文化の水位―小松茂美『天皇の書』;「君とゆく道」―美智子皇后のお歌;文庫版のために―『詞華断章』)
豊潤な日本語の伝統の中にある恩恵を、古典によって照らしつつ、今の言葉の致命的な欠けと空疎を危惧する。言葉で生きる同時代の者たちへの共感に信を置きつつ、言葉を恃む覚悟をあらたにする評論・エッセイ集。