- 反絵、触れる、けだもののフラボン
-
見ることと絵画をめぐる断片
水声社
福山知佐子
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2012年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784891769239
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[BOOKデータベースより]
大野一雄、中川幸夫、若林奮らとの比類ない出会い、花や動物たちとの全神経細胞を震わせる共振、それら記述不可能な体験の深みに向けて言葉を酷使する。主客未分のカオスの闇に晒され傷ついた眼、あるいは「動植物の目」によって、「物」を見ることの根源が執拗に生き直される―けだものの息による絵画論。
切り取られた植物の死はいつ始まり
[日販商品データベースより]苔、黴、蛞蝓の軌跡、反絵
1(遠い、泥、有刺鉄線、雨滴の内部へ―沢渡朔に;もう一度、あの廃墟;触れる、立ちのぼる、けだもののフラボン―大野一雄頌;緋の異貌 動物媒―中川幸夫に;若林奮―人間でないもの ほか)
2(灰褐色の亀裂やかすれの中に;若冲の使った鮮やかな青は;地平線の上、灰鼠がかった菫の;ハイデ(荒野という名の花)―再びホルスト・ヤンセンへの旅;思い出すことと忘れられないこと ほか)
大野一雄、中川幸夫らとの出会い、花や動物たちとの共振、それら記述不可能な体験の深みに向けて言葉を酷使する。「動植物の目」によって、「物」を見ることの根源を執拗に生き直す、けだものの息による絵画論。