- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- かあさんふくろう
-
The mother owl.
偕成社
イーディス・サッチャー・ハード クレメント・ハード 小比賀優子- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2012年07月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784032027402
[BOOKデータベースより]
ふくろうは、とてもおもしろい生きものです。この絵本は、古いりんごの木にすみついたかあさんふくろうが、たまごをうみ、えさをとり、ひなたちを一人前に育てていくようすを、ふくろう一家の一年を通してていねいに描いています。地球上でともに生きる動物たちに関心がある、すべての人へおくる科学絵本の傑作。3歳から。
[日販商品データベースより]りんごの木で卵を産み、ひなをかえし、あたたかい春もこごえる冬も狩りをして、命をつなぐかあさんふくろう。イーディス・サッチャー・ハードとクレメント・ハード夫妻が描く、ふくろうたちの暮らし。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- サイレンカー
-
価格:968円(本体880円+税)
【2023年11月発売】
- しんかんせん
-
価格:968円(本体880円+税)
【2023年01月発売】
- たっぷりしんかんせんずかん
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年01月発売】
- とっきゅういろいろ
-
価格:605円(本体550円+税)
【2024年01月発売】
- ことばどんどんのりもの
-
価格:1,078円(本体980円+税)
【2023年09月発売】
りんごの木に巣穴を構えた、かあさんふくろう。春にたまごを産み、えさをとり、とうさんふくろうと共に、ひな達を一人前に育て巣立たせます。この営みを繰り返し、また春に新しい命が生まれてくる、その一年間の物語です。「かあさんふくろうは、すあなでたまごをあたためていた。28にちのあいだ、まいにち ずっと。」こんな味のある言い回しで、私たち読者を物語にいざなってくれます。紺とこげ茶の2色の、渋くて落ち着いた印象の木版画が特徴的ですが、版画でありながら、ふくろうの生態が実にリアルに描かれています。ひなたちの体が濡れて冷たい様子、かあさんふくろうがえものを捕らえる様子、天敵のアライグマやワシミミズクの危険から逃れる様子・・・。ひとつひとつの描写が丁寧で生々しく、そこにふくろうの存在を確かに感じられるのです。かこさとしさんがあとがきで、「私が特にすきな本のひとつ」と述べられています。「科学的に、しかも美しさと詩情をともなった物語としてつづっている」という言葉が、この作品の魅力をよく表しています。『おやすみなさい おつきさま』『ぼくにげちゃうよ』で知られるクレメント・ハードと、その妻イーディス・サッチャー・ハードの夫婦による作品。一語一語選び抜かれた翻訳も素敵で、「ていねいに描く」という表現がとてもしっくりきます。ひとつひとつの場面をゆっくり味わいながら、豊かな時間を過ごすことができる、そんな絵本。またひとつ、本棚に加えたい作品が増えました。
(絵本ナビ事務局長 金柿秀幸)
一見、派手さはありませんが、じわじわとひきこまれていく絵本だなと思いました。青と茶色、2色の木版画で、フクロウの子育てを描いています。
文章も読みやすくて、ここちよかったです。翻訳がこなれている感じがしました。
フクロウの羽の大きさや、かぎ爪のするどさなどリアルで迫力があります。さすが、猛禽類です。
「リアルでありながら詩情もある」という解説通り、すてきな科学絵本です。子どもも大人も楽しめると思いました。
(どくだみ茶さん 40代・秋田県 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】