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[BOOKデータベースより]
貧困と格差拡大の中、学校教育はどうあるべきか、教育研究、若者研究が目を向けてこなかった「貧困・生活不安定層」に光を当て、学歴や競争とは無縁な大人への移行過程の存在と、今日広がる危機を描き出す。日本の教育社会学の空白を埋める作業。
序章 格差・貧困の拡大と社会的排除
1章 都市流入者の地域形成と大人への移行過程
2章 大人になる―下町の中学生の学校生活と進路選択
3章 貧困・生活不安定層における大人への移行過程
4章 「自然な移り行き」と「投資・配慮と努力」
5章 社会の底が抜ける―住居喪失経験者の語りから
6章 排除する学校・教師
7章 児童養護施設と学校教育
8章 排除に抗する学校・教師
大人になるとは何か,学校経験をどのように生かして生きる力を身につけるか.
社会の状況が悪化し,子どもたちの生活がますます困難になっている現在,この現実に抗し,排除に加担しない学校と教育の可能性を追求する.文化住宅街の子ども,進路選択,フリーター調査,養護施設など困難な環境に置かれた子どもの実態に迫る.教育社会学に投じられた貴重な一冊.
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