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- 罪火
-
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041002360
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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- ななちん
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事件の真相は最後まで分からない
狂気は意外に近くに存在しうるんだな…と恐ろしくなった。
被害者と加害者は簡単に入れ替わるし、自分もその対象になりうるのだと…。
加害者はずっと罪の意識を持って生きていくべきだと思うけど、更正のチャンスはもらえないのか?
被害者遺族は、加害者が本当に更正したか、どう確認したらいいのか?
たとえ、確認できたとしても、だから何が変わる?
被害者は戻ってこないのに…。
でも、遺族の傷が癒えるとしたら、やはり加害者が更正してることを確認して、いつか赦せるとき…?
とにかくいろいろ考えさせられた。
犯人が最初から分かっている特異な展開だけど、事件の背景にある真実は最後まで明かされないので、ミステリー要素も素晴らしい。
[BOOKデータベースより]
レトルト食品工場に勤める若宮は鬱屈を感じていた。花火大会の夜、少女・花歩を殺めてしまう。花歩は母・理絵とともに、被害者が加害者と向き合う修復的司法に携わり、犯罪被害者支援にかかわっていた。13歳の娘を殺された理絵のもとに、犯人逮捕の知らせがもたらされる。しかし容疑者の供述内容を知った理絵は真犯人は別にいると確信。かつて理絵の教え子であった若宮は、殺人を告白しようとするが…。驚愕のラスト、社会派ミステリー。
[日販商品データベースより]花火大会の夜、少女・花歩を殺めた男、若宮。被害者の花歩は母・理絵とともに、被害者が加害者と向き合う修復的司法に携わり、犯罪被害者支援に積極的にかかわっていた。驚愕のラスト、社会派ミステリ。