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[BOOKデータベースより]
稀代のメディア・プロデューサーはどのように誕生したのか?メディア・大坂・文化をキーワードに、西鶴の文芸活動とその時代を描く。近世前期文化史としても重要な書。
序章 近世初期文化とメディア(近世メディアの開放;流言と情報管理;出版メディアの成立)
[日販商品データベースより]第1章 俳諧師西鶴の出発(西鶴の生きた時代;職業俳諧師への道)
第2章 西鶴の俳諧と出版メディア(大坂書肆の俳書出版;出版メディアの利用)
第3章 浮世草子の成立(『好色一代男』の俳諧;「流行作家」西鶴の誕生)
第4章 浮世草子の展開(貞享年間の西鶴;西鶴の晩年と遺稿出版)
稀代のメディア・プロデューサーはどのように誕生したのか?
西鶴の定番入門書、待望の新版。メディア・大坂・文化をキーワードに、西鶴の文芸活動とその時代を描く。近世前期文化史としても重要な書。西鶴略年譜付き。
【西鶴は、噂というメディアを利用した最初の俳諧師である。京都の三十三間堂で行われた通し矢に倣って、一日一夜に何句詠めるかを競う矢数俳諧。僕は、大坂生玉本覚寺や摂津住吉大社で何千人も聴衆を集めたというこの興行は、大坂が情報発信基地であったから成功したのだと思う。噂が人を集め、集まった人から、商品の流通経路にのって、情報が全国に伝搬する。量とスピード(時間)を尊ぶ新しい文化を背景に、西鶴の自己宣伝は成功を収めたのだ。......はじめにより】
※本書は一九九四年に『西鶴と元禄メディア その戦略と展開』として日本放送出版協会より刊行された書の新版である(若干の補訂を加えてある)。