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[BOOKデータベースより]
じけんはきのうのおやつのじかんにおこった。だいすきなプリンやからゆっくりたべようとおもてたのに…。それなのに、くまくんがたべてしもた。ぼくは…ぼくは…「ダメ!」ってよういわんかった。自分より強い相手に、言いたいことを伝えるには誰だって勇気がいります。でも、勇気を出して自分の気持ちを伝えたとき、二人の友情はパワーアップ。この絵本は、勇気の一言から、お互いの尊厳を尊重し合える新たな関係性が生まれることを教えてくれる一冊です。
[日販商品データベースより]大好きなプリンをゆっくり食べようと楽しみにしていたのに、「遅いから、手伝ってやるよ!」と、くまくんに食べられてしまったりすくん。
食べられたのもくやしいけど、「ダメ!」って言えなかった自分がもっとくやしい。「このまま言わんかったら、ずっとこのままや」。
ねる前に考えたりすくんは、その気持ちをくまくんに伝える決意をしますが……。
【ここがポイント】
・勇気を出すことの大切さ
・自分の意見はきちんと伝えよう
・友だちのあたたかさ
【編集者コメント】
この絵本は、関西弁をしゃべるくまくんと、りすくんが登場します。
くまくん自身は悪気は全くないのですが、その大きい体と大きい声に、りすくんはつい遠慮してしまいがち。
でも、りすくんは、自分が思っていることをちゃんと伝えられなかったことを悔しく思って、勇気をふりしぼって、くまくんに気持ちを伝えるのですが、そのシーンは読んでいて力が入ります。
「りすくん、頑張れ!」。
勇気を出した後の、りすくんとくまくんのすがすがしい笑顔を見ていると、とても幸せな気持ちになりますよ。
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赤ちゃんの時から、全く攻撃性のない息子。私も優しい子に育ってほしくて、人に優しく、女の子や年下の子に優しくと育ててきました。息子は、嫌もダメも言った事がありません。世の中、みな優しい子ばかりならいいのだけど。幼稚園に通うようになって初めて分かった事は、あまりにも、乱暴で意地悪な子が多い事。くまくんは、決して意地悪したわけではないけど。息子に、ダメって言っていいんだよ、って教えてあげたい。(あきみっちゃんさん 40代・埼玉県 男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】