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- オレンジの壷 上 新装版
-
- 価格
- 639円(本体581円+税)
- 発行年月
- 2010年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062767637
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
確か主人公の祖父の日記が大正時代だったような。事業の為に渡欧して奮闘する主人公のお祖父さん。日記から当時の様子がリアルに伝わってきて、ぐいぐい引き込まれる。上下巻一気に読み進めました。面白かった…。最後は「えっ」と思う方もいるかもしれませんね。(ごごご/女性/30代)
- nana
-
どきどきわくわく
これ好きですね〜。
宮本輝さんの本の中でもこれが一番好きです。
上下巻です。
「佐和子」っていうとりたてて不幸ではなけれど、幸せでもない女。
結婚生活1年で、
「お前にはどこも悪い所はない。
だけど良いところも全然ない。
女としての魅力も、人間としての味わいも、まったく皆無だ。」
と、夫に言われ離婚。
そんな佐和子が離婚を機に、以前に亡くなった祖父から残された日記帳をふと読んでみる。
そこには重大なことが書かれていた。
とまぁこんな感じ。
祖父の本当の姿を追い求めて、佐和子はいつしか変わっていきます。
ラストは、読者が思っていたようなラストではないと思うんです。
ストーリー的にはハッキリしないのかもしれない。
でも読んだあと、何故かとても爽快な気分になれる。
一度読み始めたら止まらない本です。
[BOOKデータベースより]
結婚生活が破綻して落ち込む佐和子を励まそうと、父親は事業を始めるように勧める。そのとき、家業の創業者である祖父が彼女に遺した日記のことを思い出す。弁護士が永らく保管していた日記から、大戦間に渡欧して奮闘する日々が甦る。祖父の真意もわからないまま佐和子は生きる糧を求めてパリへ向かう。
[日販商品データベースより]元夫の言葉に傷ついて落ち込む佐和子に転機をもたらしたのは、祖父の遺した日記だった――。
結婚生活が破綻して落ち込む佐和子を励まそうと、父親は事業を始めるように勧める。そのとき、家業の創業者である祖父が彼女に遺した日記のことを思い出す。弁護士が永らく保管していた日記から、大戦間に渡欧して奮闘する日々が甦る。祖父の真意もわからないまま佐和子は生きる糧を求めてパリへ向かう。